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=概 要=
本機は合成繊維のポリエステル糸やナイロン糸の基となるチップの溶解を行う為に開発した 専用溶解装置です。 規定の試験管にこれらのポリエステル或いはナイロンチップを入れ、 そして溶媒を合わせて入れます。 そしてチップを溶解させ、その後、その溶解液を粘度 測定用粘度管等に注入し、落下秒数を測る事で粘度を算出する事が出来ます。
=構 造=
本機は、ヒータ部、アルミブロック部、撹拌子回転部及び温度/回転制御部から構成されて います。 温度設定部によってアルミブロックに内蔵されているヒータ温度を設定し、その アルミブロックには左右 10 個(合計 20 個)の 21.5Φx110depth mm の穴が開けてあります。 その穴に 21φの試験管を入れ、その試験管にマグネット製の撹拌子を入れます。 アルミブロ ック下部には、マグネット回転部が設置してあり、その回転部が回転する事により、マグネッ トの磁力が働き、試験管内部の撹拌子も共に回転します。 これらの作用により試験管内部の チップ及び溶媒は加熱・撹拌されチップの溶解液が作成できます。
=仕 様=