＝概 要＝

本機は、JIS L 1018（ニット生地試験方法）、L 1084（フロック加工生地試験方法）、L 1086 （接着しん地試験方法）、L 1906 (一般長繊維不織布試験方法)、L 1913 (一般短繊維不織布試験 方法) 及び L 1096（一般織物試験方法）等に規定されている生地の剛軟性(カタサ、シナヤカサ） を測定する試験機で ISO 規格にも規定されています。 又、ASTM D 1388 に規定されているものも取り揃えております。

＝試験方法＝

一定の状態の試験室に放置し、1 時間以上の間隔で質量をはかり、その前後の質量の差が、 あとの質量の 0.1%以内となったときの試料の状態の試料から、2 x 約 15cm の試験片をたて・ よこそれぞれ 5 枚採取し、一端が 45 度の斜面をもつ表面の滑らかな水平台の上に沿って 試験片を置き、試験片の一端を水平台の斜面側の一端に正確に合わせ、試験片の他端の位置を スケ－ルで読みます。 次に試験片を 45°の斜面の方向に緩やかに滑らせて試験片の一端の 中央点が 45°の斜面と同一な面に達したとき、他端の位置 (mm) をスケ－ルで読み取ります。 剛軟性を示す剛軟度は試験片が移動した長さで示され、各々5 枚の表裏をはかり、たて・よこ それぞれの平均値で表します。（整数位まで）

＝仕      様＝

• 型 式： ４５°Ｔｙｐｅ ,   ４１．５°Ｔｙｐｅ
• 傾斜角度： ４５°（JIS 規格） ,   ４１．５°（JIS L1913, ASTM 規格）
• 試験布幅： ２０ｍｍ
• 試験布長： １５０ｍｍ
• 寸 法： 約２００W×５００D×１５０Hｍｍ